週刊サッカー・ナビ! 106 W杯ドイツ大会の開会式

倶楽部スカパー11月号

2006年のドイツワールドカップで大会史上初めて開会を開幕戦の前日に行われる事がきまった。これはドイツ大会以後も継続される。
ドイツ大会の開会式にかかる費用は全てFIFAが負担する。

以下ベルリンで行われた記者会見

OTTO SCHILY
INTERIOR MINISTER GERMANY(ドイツ内務大臣)
本日ワールドカップの開会式の費用はFIFAが負担するということで合意に至りました。この決定には非常に満足しています。それから今回の合意をもってワールドカップがドイツにとって意義深いものであるかどうかと言う馬鹿げた論争にも終止符がうたれる事を希望します。またドイツ政府には大会の安全を守る義務がありますので開会式にも勿論責任を持って関わります。



SEPP BLATTER
PRESIDENT.FIFA
開会式と開幕戦を別の日に行なう計画が決まるまでは時間がかかり理解を得るのも容易ではないと思っていました。ですからこの決定は簡単に下されたものではありません。サッカーと文化が共存する活動はFIFAの理念にピッタリと合っています。単なる提案が現実のものになろうとしている今の状況はまるでちょっとした知り合いだった間柄の中に素晴らしい友情が芽生えているような感覚です。ちょっと浮気したつもりが本気になってしまったと言うのではありませんよ。大丈夫です。私たちは皆男性ですからw
皆さんどうか誤解しないで下さい。


私は最初の試合には開催国のチームが出場すべきと言う考えです。ですから今度の大会では一銭目がドイツ代表のゲームと言うことになります。この意見には賛同してくれる人もいると思いますよ。



ANDRE HELLER
AUSTRIAN PERFORMANCE ARTIST(開会式の総合プロデューサー)
ここまでの仕事に対してとても多くの関心や敬意が寄せられている事を嬉しく思っていますFIFAの方々からは私を家族のように受け入れて全ての面倒をみる。開会式の為にかかる費用もFIFAが担当するといって頂きました。費用は2200万から2500万ユーロぐらいかかると思いますので大きな出費をお願いする事になります。



ブラッター会長の話では開会式を先に行うアイデアが生まれたのは3年前ブラッター会長とドイツのゲルハルト・シュレーダー首相そしてワールドカップ組織委員会ベッケンバウアー会長がヘラー氏と話し合う中で出てきたということです。


あとはオーウェンインタビュー
ミアハム特集マイケルジョーダンと一緒のCMに出ていた。まずジョーダンとミアハムがバスケで対決しジョーダンがミアハムをかわしダンク。その後サッカーに変わりミアハムがジョーダンをかわしシュート。引退会見ではピートサンプラスの今がその時だと知る事があるという言葉をひきあいに出した。
各地のワールドカップ予選の様子やアフリカとアジアユースの模様もあり。
あと女子アフリカ選手権決勝の様子ナイジェリアvsカメルーンinサウスアフリカ
4番のヌコオチャ?が4点をとりさらに別の選手が1点取り5-0でナイジェリアが優勝。
大会4連覇 えらく盛り上がってたなぁ。