FUTBOL MUNDIAL 562

●特集1:レアル・マドリード
昨シーズンを無冠で終え、今シーズンも好転しない銀河系軍団レアル・マドリードのクラブの現状をレポート。

ジャーナリストの john carlin
ジダンフィーゴロナウドベッカム、ペレス会長はファンに沢山のプレゼントをしました。サッカーファンは子供と同じですから、スター選手は最高のオモチャです。レアルマドリードのサポーターはここ数年本当に恵まれていましたよね。あれは2002-2003シーズンの最終節レアルマドリードにとっては勝てばリーグ制覇が決まる試合でした。私の友人は熱狂的なサポーターなんですが今シーズンは本当に楽しくてプレーを見てるだけで最高だった。だから今日勝ってリーグ制覇しようがしまいが構わないなんて言っていましたよ」

イエロインタビュー


REAL MADRID Total Income
ペレス会長就任一年目と現在
2000-2001.1億3800万ユーロ
2004-2005.3億ユーロ


●特集2:ボスニア・ヘルツェゴビナ
デイトン和平合意により、内戦終結から9年になるボスニアからセルビアと対戦した2006W杯予選やボスニアのサッカー事情を取材。

セルビアモンテネグロの代表が宿泊したホテルは、92年にセルビア軍がボスニア市民を狙撃した場所で、通りはスナイパー通りといわれている。

●特集3:カメルーン代表
シリーズ「FIFA100年の歴史」今回は1990年W杯イタリア大会で、アフリカ勢初のベスト8進出を果たしたカメルーン代表の活躍を振り返る。

roger milla
「大会前、私達にはグループリーグ突破の可能性すら殆ど無いと思われていました。だからこそワールドカップで大暴れしてやろうという気持ちで一杯だったんです。カメルーンを見下していた人たちを見返したい一心でね。その思いがプラスに働いていいプレイに繋がったんでしょう。特に開幕戦のアルゼンチン戦はそうでした。向こうは我々を圧倒するつもりでゲームに臨んでいましたから。そういう態度の相手にはこちらも容赦しないのです。」


●特集4:ロコモティフ・ライプツィヒ
サポーターの手で復活した旧東ドイツの古豪クラブ、FCロックことロコモティフ・ライプツィヒをクローズアップ。

人口50万のライプツィヒ(LEIPZIG)、旧東ドイツ側で唯一2006年ワールドカップが行われる。
旧東ドイツのクラブは補助金がなくなり衰退していった。
会場は4万4千人収容のセントラルシュターディオン。
現在ブンデスリーガにいる東ドイツのクラブはハンザーロストックだけ。
2004年夏サポーターが新しいクラブを作った。
昔のライプツィヒは、1903年ドイツリーグ初代王者、1987年ヨーロッパカップウイナーズカップ決勝に進出。1990年の統合の後共産主義にまつわる名前をやめVFBライプツィヒに名前を戻した。1993年ブンデスリーガに昇格するが1年で降格4年後2部からも降格。そして2004年始めに破産。

会長 steffen kubald
「FCロコモティフと言う名前には大きな意味があるのです。VFBには親近感を感じないという人が多かったんですよ。沢山の人がチームを作るという私達の行動を支持してくれました。毎日のように手紙や電話で励ましのメッセージが届きます。サポーターズクラブに入りたいと言って貰えるのは本当にうれしいことですね。」
所属はライプツィヒシティリーグ3部
FCロックの愛称でしたしまれる。


監督 rainer lisiewicz
「プレシーズンのイ(リ?)プシアアートレシト?とのホームゲームから全ては始まったのです。観客は300か400人だと思っていたのが実際は千人以上集まってね。全員が入場するまで30分もキックオフが遅れました。ずっと応援してほしいと思いましたよ。今のところ期待通りですね」


リーグ開幕戦にはチームが予想していた20倍の6千人があつまった。
クラブは2部のエルツゲビルゲ?と提携 年間10万ユーロの融資の見返りにメンバーを提供することになっており、おかげでかつてのホーム、ブルーノプラーチェスターディオン?でプレーすることができる。

リーグの観客動員記録を次々にぬりかえる。
開幕3試合で45ゴール2失点
この後9度昇格してやっとブンデスリーガ
近道として現在地域リーグのクラブとの合併を計画中