高田本部長「改心は吉と出るか、凶と出るか」

“乱暴者”のニックネームに似合わぬビッグスマイルに、公開調印式に立ち会ったファンがざわついた。「対戦相手がだれかは気にしない。相手に憎しみもない。これは神に仕える仕事なんだ」。敬虔なクリスチャンぶりにシウバも困惑。「これまでの態度は最悪で大嫌いだったが、今日はなんだか落ち着いているようだ」とジャクソンの笑顔をいぶかしげに見つめながらも、「それと試合は関係ない。オレはいい仕事をするだけ」と油断を振り切り、警戒心を強めた。

 ジャクソンの変身ぶりを、関係者も疑問視する。高田延彦PRIDE統括本部長は、「やりたい放題、気の向くままにやってきた野獣が改心したことで、吉と出るか、凶と出るか」と心配。「4年間無敗のシウバはまさしく“神の子”。それを倒すとすればジャクソンだろうが、繊細かつ大胆に、インテリジェンスと強い魂を持った人間でなければシウバには勝てない」とジャクソンの“本心”を試合で確かめるつもりだ。

 調印式で行儀よく両手を前に組んだジャクソンは「これまで日本で見たことがないようなエキサイトなファイターになることが目標」と、チェーンの代わりに首に下げた十字架に手を添えた。対するシウバは「大みそかにトップファイターと戦いたい」と、すでに防衛後の青写真を描いた。ともに計量は1発パス(93キロ契約=シウバ92.9キロ、ジャクソン92.8キロ)。ゴングまで待ったなし。王座挑戦を待たされ続けた挙句に、かつては乱闘まで繰り広げたジャクソンの急な改心は本物か。すべてはリング上で明らかになる。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/column/200410/at00002976.html



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なんだろうなぁ。この憑き物が落ちた表情は

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/photo/200410/im00004078.html
何なんだろうなぁ、この笑顔は