日本サッカー協会、指導者向け情報・コミュニティサイトを開設

発表会では、まずJFAキャプテンの川淵三郎氏が挨拶に立ち、「我々は現在、JFA登録メンバー200万人達成を目指し様々な活動を行なっているが、JFAコミュニティはその柱。『JFAメンバーに登録してもメリットがない』と言われてきた状況を打開できるものと確信している」

JFAコミュニティは法人向けのポータルサイト作成ソリューション「Yahoo!ポータルソリューション」を用いて形成されている。メンバー向け機関誌のバックナンバーや、サッカー界を取り巻く技術的なレポート、イベントの開催報告などを公開。またYahoo! JAPANでも提供されている天気予報やカレンダー、経路探索といった、試合の実施に関係のありそうなコンテンツも1つのページにまとめている。

 また動画の配信も行なわれる。関係者メッセージや技術指導に役立つビデオなどが中心となる予定で、Windows Media Player用に1Mbps・256kbpsの2種類の帯域を用意する。

 JFAコミュニティのサービスは現在、JFAに登録している有資格指導者のみを対象に提供中。しかし2005年初頭に審判員、2006年度末には一般の選手・チーム単位でも利用できるようにし、最終的にはサポーターにまで対象範囲を広げていく計画だ。

記者会見では同時に、指導者・指導チーム検索システム「コーチ・スクエア」を11月1日に開設することを発表した。これは「指導先を探しているコーチ」と、「指導者を求めているチーム」がそれぞれ条件を登録・提示し、適合する相手を見つけるためのサービス。こちらは登録指導者に加え、一般のサッカーチームであればJFAへの加盟・未加盟を問わず、無料で利用できる。

 登録できる項目は指導対象者の年齢、活動エリア、時間。コーチ歴などを記述できる自由コメント欄も設けられている。なお指導者側データは匿名を基本としているので、コーチの個人名をネット上にで公開することなく、コーチ先を探せるという。

 今後は少子化にともない、教育現場でサッカーを指導できる人員の減少が予想され、また有志が集まってサッカーチームを結成する場合でも、指導者を求める声は一層強くなるという。JFAでは、このような状況をサポートするシステムとして「コーチ・スクエア」を位置づけたい考えた。武田氏も「引退したJリーガーがコーチ先を求めるケースはよく聞く。是非、多くの人に使って欲しい」

http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/7248.htmlhttp://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/7248.html

これはいいね。是非コーチングビデオの動画とかどんなんか見たいけど、まあ気長に待ちますか。