イタリアが生んだ最も偉大なスポーツジャーナリスト
12月19日が近づいてくると、12年前のこの日に交通事故が原因で73歳の生涯を閉じた、ジャンニ・ブレラのことを思い浮かべてしまう。
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彼が後世に残した何よりの大きな功績とは、数多くのサッカー用語を考え出したことだろう。
例えば、ミッドフィルダーを意味する「チェントロカンピスタ」、監督が相手チームやマスコミをあざむく時に発表する偽りの情報を意味する「プレタッティカ」、見るからに容易いゴールチャンスを意味する「パッラゴール」、相手を攻撃で圧倒している状況を意味するイタリア製英語「フォルシング」など、彼が考え出したサッカー用語はイタリアのスポーツ新聞サッカー欄で頻繁に目にすることができる。こうした彼が生み出したサッカー用語の中でも、最も有名なのは「リベロ」だろう。この言葉は、イタリアを飛び出して国際的なサッカー用語となった。
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ブレラの思い出を書き始めたら、それこそきりがなく、ユーベ−ミラン戦について書くスペースがなくなるので、最後にひとつだけ。20年以上も前に古老のインテリスタから聞いた、ブレラの影響力がどれほど大きかったかを物語るエピソードを紹介したい。
60年代の半ば、イタリアサッカーというよりも世界のサッカーに君主していたインテルで、当時世界最高の攻撃的フルバックと形容されていたのジャチント・ファケッティ(は現インテル会長)。まるでアタッカーのようにゴールを決めるファケッティについて、ブレラは「ファケッティはFWとしても十分通用する。試す価値あり」という持論をテレビで語り、そのアイデアは紙面にも登場した。そしてインテルの名監督HHことエレニオ・エレラは、とうとうある試合でファケッティをFWとして起用。しかし、結果は失敗に終わり、以後ファケッティがFWとして起用されることはなかった。
ブレラの影響力、そして批評家と監督の役割の違いが分かるエピソードとして面白い。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/italy/column/200412/at00003385.html
そりゃ凄い影響力だなぁ。日本で言うとーーーちょっと思いあたらんな。
おおリベロの産みの親、この人がいなければ、リベロの武田も生まれなかったのかw
と思って検索してみたら、作者のサイトがあった。
作者が描くリベロの武田誕生話
当時の担当が 「もうすぐサッカーがプロ化するらしい」 との一言で立ち上げたギャグ漫画。
今度は集団競技という事でキャラをたくさん描かなきゃいけない。
当然前作とかぶるキャラも出てくるわけで、そういう意味では大変だった。
でもJリーグスタート目前にして連載終了。イロモノ漫画家の悲しい性を見せつけた(笑)。
http://www.niwanomakoto.com/works/liberonotakeda.htm
まあ、実に分かりやすい始まりかただなぁw