ミラン一筋20年マルディーニの奇跡

ACミランの主将、DFパオロ・マルディーニ(36)が20日セリエAデビュー20周年を迎える。「記念試合」となった16日は、デビュー戦と同じウディネーゼ相手に左DFでフル出場。



ガリアーニ会長
「彼はミランのシンボルではない。ミランそのものだ」

 20年前は何をしていただろう?振り返ってみて、今も同じ場所で同じことをしている人はそうはいないはずだ。〝寿命〟が短く、移籍が日常茶飯事のサッカー選手なら、なおさら。ガリアーニ会長は「彼はミランのシンボルではない。ミランそのものだ」と言い切る。

■本職の左で躍動

 デビュー当時はプラティニマラドーナジーコら世界を代表する選手がイタリアに集結していた時期。スターにもまれて成長したマルディーニは「最も尊敬する敵はマラドーナ。相手に敬意を払ってプレーしていたし、次から次へと当たられ、削られても文句を言わなかった」と懐かしそうに振り返る。

■「長持ちの秘けつは情熱を持ち続けること」

 負傷離脱していたスタムの復帰で、この日は最強4バックの呼び声高いメンバーがリーグ戦で初めて同時に先発。〝本職〟の左DFに戻ったマルディーニは積極的に攻撃にも参加した。後半26分にサイドライン沿いで相手2人に囲まれながら巧みなボールタッチで突破すると、後半ロスタイムにはシュート。「長持ちの秘けつは情熱を持ち続けること」との言葉通りのプレーで、そのたびに大歓声を浴びた。元ユベントスのGKゾフ氏が持つセリエA最多出場記録(570試合)にあと17。今季中にも更新する。
http://seriea.jp/pageShw.php?pageid=1272

凄すぎるな、マルディーニは20年選手としてやるだけでも凄いのに、それを同じクラブで達成し、尚且つそれがACミランのようなビッグクラブでってのが凄すぎだな




以下2005年1月22日に追記

マルディーニにとって最も輝かしい栄光の瞬間が訪れたのは2003年。ロッソネーリ(ACミランの愛称)がオールド・トラフォードユベントスFCを下した時だった。父に続き、主将としてミランを欧州チャンピオンズカップ優勝に導いた。「あれは、私が主将として獲得した初のカップ。あの瞬間は決して忘れない」と言うマルディーニ。「もう1度、あの素晴らしい瞬間を経験するチャンスがあるかと思うと、サッカーをやめるなど、考えることすらできない」
http://jp.uefa.com/competitions/UCL/news/Kind=8192/newsId=274079.html