野望実現に着手した中国

2008年に開催される北京オリンピックのサッカー競技でのメダル獲得を狙う中国。その野望の実現には、ドイツ南部の街、バート・キッシンゲンに完成したドイツ/中国フットボール・アカデミー(DCFA)が大きな役割を担うことになりそうだ。

共同プロジェクト
このトレーニング・センターは、ドイツサッカー協会(DFB)と中国サッカー協会(CFA)が共同で設立した。その目的は、オリンピックでのメダル獲得を目標にした中国人選手のスキルアップ。そのメダルで、2006 FIFAワールドカップ予選に敗れた代表チームの名誉をばん回することにある。

欧州の拠点
年間200〜300万ユーロ(約2億7,000万円〜約4億500万円)の予算を投じて今後2年間にわたって進められるこのプロジェクトがベールを脱ぎ、中国の熱狂的サッカーファンは、大いに喜んでいる。オランダでの2005 FIFAワールドユース選手権へ出場する中国ユース代表チームにとっても、バート・キッシンゲンが新たな本拠地となるだろう。
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