19世紀の法律に触れ…中学生5人“決闘罪”で逮捕

 「タイマン勝負だぁ」と1対1の対決をした少年らが、116年前に制定された“決闘罪”で逮捕されるなどしていたことが2日、分かった。対立する東京都国立市内の中学校の不良グループが「道具なし、ギブアップあり」などのルールで激突、グループの先輩が“裁定人”を務めていた。中学生への同罪の適用は異例で、警視庁管轄では6年ぶりだった。



 「決闘罪ニ関スル件違反」という聞きなれない罪が中学生の不良グループに適用された。

 対立関係にある中学生グループ同士が事前にルールなどを決め、1対1の殴り合いをしたとして、警視庁非行集団特別捜査隊と立川署は、決闘と傷害の疑いで東京都国立市の板金工(16)ら少年2人と、同市の2つの市立中学の男子生徒3人=いずれも(15)=ら計5人を逮捕、別の男子生徒(15)を書類送検した。

 調べによると2組4人による“タイマン勝負”は昨年10月21日午後5時ごろ、同市の多摩川河川敷野球場で行われた。ルールは「道具は使わない」「股間をけらない」「顔面攻撃あり」「相手が「『ギブ(アップ)』したら終了する」といったもの。各グループの卒業生で先輩の少年2人が交互にレフェリーを務めた。

 第1マッチはひざ蹴りが顔面に入るなどの流血戦となり引き分け。第2マッチはギブアップで決着した。決闘は約20分続き、生徒の1人がひざ蹴りで相手の顔の骨を折る重傷を負わせた。後日、一方の中学校の先生が決闘のうわさを聞き立川署に通報、事件が発覚した。調べに対し、審判役をした少年は「逮捕されるとは思わなかった」と話しているという。

 今回のトラブルは、決闘で顔を骨折した生徒が、相手中学の生徒1人の自転車の錠を壊したことが発端。壊された生徒が先輩の少年に相談、両グループの先輩が日時やルールを決め、決闘をけしかけたという。両校では、このグループ以外にも在校生によるトラブルが起きていたという。
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200503/sha2005030302.html

非常にフェアな争いでルールも立会人まで揃えてるから捕まえるまでも無い気がするけどな。
まあ自転車パクろうとして鍵を壊してその相手に顔を骨折させられた奴がダサッって所かw
こういう噂はサッ広まるからなぁ。本人恥ずかしいだろうなw