CL 番外編#2 〜ユース・育成と強化 ACミラン
チャンピオンズリーグ決勝でリヴァプールに敗れたミランのアンチェロッティは
アンチェロッティ
ミラン監督
「私は賛成だ。イタリアのチームがイタリアの魂を持つ事は大事な事だと思う。イングランドのチームがイングランドの魂を持つ様にその一方で今やサッカーの質や内容において例えばイタリアのチームをそうでないチームとはっきり区別出来る様な要素は無くなってしまっている。殆ど全てのチームが似た様なやり方で戦っているのが現実だ。多くの監督が外国のチームで指揮を取っているし、イタリアにも外国人監督がやってきた。結果、イタリアのチームを特徴づける様な要素はなくなってしまった。かつてはイタリアといえばカテナチオだったが、今はそんな事はない。ヨーロッパサッカーという言い方でひと括り出来る様になった。だがチームの魂の部分はイタリア人選手によって代表されるべきだと思う。今やイタリア人が1人も居ないメンバーで戦うチームもある。それが正しいとは思わない」
ミランのユースチームの宿舎はトップチームと同じミラネッロにある
彼らは同年代の少年達と同じ様に学校へ通い下校後ここで練習をする
施設はトップチームと変わらず、バス、キッチン、ミーティングルームを完備し、ミランの誇る最新技術を駆使したジムを使用出来る
ビッグクラブであるミランでのレギュラーまでの道のりは遠い
今シーズンはヤンクロフスキ、フォーゲルを新たに補強
またビエリ、ジラルディーノが加入し、より厳しいポジション争いが予想される
多くの若手は提携クラブや下部リーグへレンタルされるが、いつかはロッソネロのユニフォームを着てピッチに立つ事を夢見る