FUTBOL MUNDIAL #672●特集3:ジャマイカ代表

●特集3:ジャマイカ代表
ここ最近ワールドサッカーの舞台から姿を消してしまっているジャマイカ代表を取材。

98年ワールドカップフランス大会、明るいジャマイカレゲーボーイズ(The Reggae Boyz)はワールドサッカーの舞台にその足跡を残しました
日本に2対1で勝って西インド諸島の国としてはワールドカップ初勝利をあげました
グループリーグ突破は出来ませんでしたが十分な成果です


あれから8年が過ぎました
今ジャマイカ代表はどうしているのでしょう
財政上の問題や内部紛争等でワールドサッカーの舞台から姿を消してしまっています
昨年のカリビアカップは優勝したレゲーボーイズですが今年は一次予選で敗退
一体何が起こっているのでしょう?


ジャマイカ代表キャプテンでジャマイカで最も良く知られているリカルド・フラーに聞きましょう



ricardo fuller
「今ジャマイカは丁度ベテラン選手が引退の時を向かえ、若手選手との入れ替えの時期を向かえているという事でしょう。経験の浅い若い選手が代表チームを背負っていかなければならないのですからギャップが生じるのも仕方ありません。そのギャップを埋め再び統制の取れたチームにする為に、私達は98年ワールドカップ予選を勝ち抜いた時以上に努力する必要があります」



サッカーチームの成績とは裏腹に98年以降ジャマイカ国民のスポーツに対する期待は高まるばかりです



ricardo fuller
「ジャマイカはあらゆる分野のスポーツ選手を生み出しています。陸上のアサファ・パウエル(Asafa Powell)もクリケット西インド諸島代表のクリス・ゲイル(Chris Gayle)、アベル・ヒムズ?、マーロン・サムエルズ(Marlon Samuels)も皆そうです。98年ワールドカップに出場してからジャマイカ国民はレゲーボーイズは全ての大会の予選を突破して本大会に出場する事が当然だと考えているんです」




20年以上もジャマイカ代表に関わってきたカール・ブラウン監督
代表チームの成功は国全体に良い影響を与えるものだと語ります



carl brown
「ワールドカップ出場を決めた97年はジャマイカでは総選挙の年でした。何のトラブルも起きずに選挙が無事終了したのはこの時が始めてです。レゲーボーイズが国を一つに纏めたのです。97年の総選挙が何のトラブルも起きずに終了した時、私はこの国にとってスポーツがどれ位大きな意味を持つのか実感しましたね」



98年当時のジャマイカ代表は国外でプレーする選手を多く抱えていました
それは現在も変わりありません
先日行われたペルーとの親善試合でもチームの半数以上は国外でプレーする選手でした


ブラウン監督はこの事は問題では無いと言います


carl brown
「ここで取り交わされている国内組と国外組との論議は論理や事実に基づいたものでは無く、どちらかと言うと感情的なものです。優秀な選手は皆国外へと出て行きます。我々はこの事実を認めなければなりません。そして積極的に国外組を起用していかなければなりません」



ホームで負けなし記録を作り常に大観衆の前で戦ってきたレゲーボーイズ
しかし今観客は疎らです
前回ののカナダとの親善試合には2対1で勝ちましたが、幻滅したサポーターはレゲーボーイズでは無くレゲートイズと馬鹿にしました
ペルーとの親善試合、恒例になっている試合前のお祈りも心なしか熱心な様子です


0対0で迎えた後半19分
ファン・マニュエル・バルガス(Juan Manuel Vargas)のクロスを途中出場のアレクサンダー・サンチェス(Alexander Sanchez)が決めてペルーに先制を許します
しかし後半33分、アミルトン・プラド(Amilton Prado)がジャーメイン・ジョンソン(Jermaine Johnson )を倒してジャマイカにPKが与えられました
これをミッドフィルダーのジャーメイン・ヒュー(Jermaine Hue )が決めて同点
試合は1対1のドローで終わりましたが転換期にある若いチームと引退を前にした監督にとっては十分な結果です



ブラウン監督引退後チームを率いるのはセルビア人のボラ・ミルティノビッチ(Bora Milutinovic)監督
ミルティノビッチ監督にとっては北中米カリブ地区の国を指揮するのは今回が4回目
ワールドカップ本大会で5つの異なる国を指揮した唯一の監督として有名です



ricardo fuller
「今のジャマイカ代表チームに必要なのはサポーターの声援です。サポーターの声援は私達に勇気とパワーを与えてくれます。後はミルティノビッチ監督の知識と経験です。彼は異なる国を率いて5度ワールドカップに出場しています。彼にとって6度目のワールドカップ出場となる事だって不可能ではありません」







ジャマイカサッカー協会
http://www.jamaicafootballfederation.com/index.htm




サッカージャマイカ代表
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AB%E4%BB%A3%E8%A1%A8




Ricardo Fuller
http://en.wikipedia.org/wiki/Ricardo_Fuller




Jermaine Hue
http://en.wikipedia.org/wiki/Jermaine_Hue



Jermaine Johnson
Midfielder
Jermaine Johnson is a very explosive player and skillful dribbler of the ball who has yet to deliver on his full potential. A former Manning Cup Football player for Tivoli Comprehensive High School is a product of Jamaica’s youth system. He recently player with various English Premier League clubs including Bolton Wanderers with countryman Ricardo Gardener. He is an attack-minded midfield player with an eye for goal and an erratic personality.

ALIAS: Teddy
DOB: Wednesday, June 25, 1980
POSITION: Midfield
CURRENT CLUB: Oldham Athletic/ENG
PREVIOUS CLUB(s): Bolton Wanderers FC (Eng), Tivoli Gardens FC (Jam)
http://www.thereggaeboyz.com/profiles/projjohnsonj.htm

http://en.wikipedia.org/wiki/Jermaine_Johnson



Name: Chris Gayle
Date of Birth: 21 September 1979
School: Excelsior High School
Favourite Venue: Sabina Park
Favourite Shot: Back drive
Bowling Style: Right-arm off-spin, medium pace
Batting Style: Left-handed
Most Feared Opponent: None
First Class Debut: 1998 for West Indies-A vs Young India XI at Pune
Regional First-Class debut: 1999 vs Leeward Islands, Kingston
Regional One-Day debut: 1998 vs United States, St. Catherine
Test Debut: 2000 vs Zimbabwe, Port-of-Spain
ODI Debut: 1999 vs India, Toronto


Favourite Band: Byron Lee and the Dragonaires
Favourite Meal: Ackee & salt fish, stew peas
Local Team: Lucas Cricket Club
Top test score: 317
Best Bowling: 5-34
Total Test Runs: 4079
Total Test Wickets: 49


http://www.windiescricket.com/profile.asp?id=55356

Name: Marlon Samuels
Date of Birth: 5 February 1981
Place of Birth: Jamaica
Weight: 0
Now Lives in: Jamaica
School: Kingston College
Bowling Style: Right-arm off-break
Batting Style: Right-hand bat
First Class Debut: 1997 vs Trinidad & Tobago, Sabina Park
Regional First-Class debut: 1997 vs Trinidad & Tobago, Sabina Park
Regional One-Day debut: 2000 vs United States, Kaiser Oval
Test Debut: 2000 vs Australia, Adelaide
ODI Debut: 2000 vs Kenya, Nairobi


Local Team: Melbourne
Top test score: 104
Best Bowling: 2-49
Total Test Runs: 1044
Total Test Wickets: 5


http://www.windiescricket.com/profile.asp?id=48417



Jスポーツ
http://www.jsports.co.jp/program/info/15633.html