現役金メダリストが初の総合参戦

いやいや、ここの所連日のアアチュアの大物が総合挑戦のニュースが流れていいねぇ。
この記事を読む限り最近転向を表明した中でも、一番凄そうな気がするなぁ。身体つきも凄いし、勿体無いな。プライドに来て欲しかったなぁ。来年のミドル級グランプリに出てくれれば最高だったんだが。K1に行ってしまったかぁ。同じような体重でええ選手おるかK1?ガードナーと交換して欲しいなぁ。K1側もカレリンを破ったうんぬんで煽り易いだろうし、でかければ良さそうだし、トレードしてくんないかねぇ。この記事中のいとこもK1じゃなくプライドだけを見せて欲しかったなぁ。レコを返却してイブラヒムをくれねぇかなぁ。総合挑戦自体はメチャクチャ嬉しいがK1かぁああ。勿体ないなぁ。桜庭+レコでBJペンとイブラヒム交換してくれんかねぇ。レンタルでジャイアントシルバと戦闘竜先生も貸すから交換してって谷川にいったら、谷川なら受けてくれそうな気がするんだが。あああああ勿体無いなぁああ。 ミルコ、ランデルマン、アローナ、イブラヒムの身体能力4強トーナメントがみてぇええよぉぉぉ。

現役金メダリストが、大みそかK−1「Dynamite!!」に出場する。“人類最強の男”、アテネ五輪レスリング男子グレコローマン96キロ級金メダルのカラム・イブラヒム(25・エジプト)が21日(現地20日)、米ハワイで大みそか参戦を発表。総合格闘技ルールで試合を行うことを表明した。対戦相手は未定で、谷川プロデューサーは「日本人か、日本人に馴染みのあるビッグネームとあてたい」とダイナマイト級のカードを用意する考えを示した。K−1とは複数試合を契約し、08年北京五輪でも連覇を狙う“エジプトの英雄”は、「レスリングに加え、15歳からボクシング、柔術もやっている。私は生まれついてのファイター。だれとでも戦い、総合でも一番になる」と頂点獲りを宣言した。


“リアル五輪金メダルスラム”を爆発させる! WWEも熱心に勧誘していた“人類最強の男”の争奪戦。イブラヒムが選んだのはK−1だった。「いとこが格闘技をやっていて、K−1のビデオは見ていた。私はWWEではなく、“リアルファイト”をやりたかった」。オープンフィンガーグローブを拳にはめて、金メダリストは静かに語った。

「すごい怪物だ」――富山英明レスリング日本チーム監督が驚嘆する人間ばなれした強さ。アテネでは、準決勝をわずか1分9秒で制すると、決勝でも優勝候補ノザゼ(グルジア)を圧倒して3分22秒テクニカルフォール勝ち。強力な引き付けと、豪快に投げ飛ばす怪力。優勝後は96キロの巨体を軽々とバック宙させ、観客と対戦相手の度肝を抜いた。



 そのうわさを聞きつけたK−1が、本人と接触。すでにWWEから勧誘を受けていたイブラヒムは、ニューヨークでWWEの試合を観戦したが、「好きになれなかった」ところに、K−1から総合格闘技戦のオファーがあった。エジプトでは、48年ロンドン大会以来、56年ぶりの五輪金メダリスト。レスリングでは28年アムステルダム以来、実に76年ぶり。メダル自体、84年ロサンゼルス大会の柔道無差別級で山下泰裕に敗れたラシュワン以来という“エジプトの英雄”は、実は、多忙な実業家でもある。フィットネスクラブ、自動車販売の経営を手掛けるなど、名誉も金も手に入れている。それでもなお、新たな挑戦を決めたのは、「戦いが好きなんだ。私は生まれついてのファイターだから」だという。

 公開練習では、スパーリングパートナーを軽々と引っこ抜く“怪物”ぶりを発揮。カレリンばりのリフト、バック投げ、腰投げとスピーディーなスープレックスを披露した。五輪では96キロ級ながら、「練習では120キロの選手も投げたことがある」ことから、レスリング経験者でなければ、ほぼ、どんな選手でも投げ切ることは間違いない。



 注目の対戦相手は未定ながら、「どんな相手でも戦う」と自信たっぷり。6歳から始めたレスリングに加え、15歳でボクシング、16歳で柔術を経験するなど、総合に違和感はない。「藤田? サップ? “まあまあ”の選手じゃないかな。ガードナー? 総合をやるなんて知らなかったけど、レスリングでは“そこそこ”の選手だよ」と気負いなく語る。ビンス・マクマホンとのイブラヒム争奪戦に勝利した谷川プロデューサーは、「重い選手も投げられるだろうけど、相手は100キロ前後で考えたい。日本人か、日本人になじみのある選手がいい」とビッグネームをぶつける考えだ。

 藤田、サップとの怪物対決、さらに秋山との柔道対決も浮上するが、体重差がネック。金メダリストの相手として、新たな大物がリストアップされる可能性も出てきた。K−1とは複数試合を契約、「次の五輪でも金メダルを獲る」と2足のわらじで頂点を目指す。アテネでは優勝後、バック宙し、抱きついてきたコーチをバックドロップでブン投げた。「大みそかは、投げと蹴りで勝つ」――“ナチユラルボーンファイター”イブラヒムは、K−1で新たな進化を遂げる。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/column/200411/at00003124.html