サッカーで写真を撮るときにピントを合わせるコツ

アレックス・ファーガソン監督

とかく多いのが背景にピントが合ってしまうという現象。これは本当に多いので注意したい。できるだけ前目にピントを合わせるのがいい。

 コツとしては構図の中心をできるだけ低い位置にして(例えばボールを追う)ピントを合わせ、ピントが合ったらカメラを上に向けて全身が入るようにして撮る、というのがいい。最初から人にピントを合わせようとすると、同時に背景にも合いやすくなってしまうからだ。カメラを下方向に向けていると背景が構図に入ってこないのでピントを合わせやすい。でもそのままボールを画面の中心に置いてシャッターを切っちゃうと、画面の下半分が地面で肝心の選手は胸から上が写ってなかった、という失敗をしやすいので注意しよう。



サッカーでカッコいいのは「まさにボールを蹴らんとする瞬間」なのだ。そこでかなり早めにシャッターを切ってみた。

これが一番カッコいい瞬間

 ボールを蹴ろうと足を振り上げた瞬間。目はしっかり足元のボールを見ているし、蹴り足の膝もしっかり曲がっていて後ろに引かれているし、軸足の膝も少し曲がっていてバランスを取っているしでよいフォームである。

 こういう写真はカメラを縦位置にして、全身がちゃんと入るようにし、ボールが飛んでいこうとする方向を開けて撮るときれいに撮れる。この場合はボールは左から右へ飛んでいくから、身体が構図の真ん中より左にある方がカッコいいわけだ。

http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0411/25/news002_2.html