3vs20

ゼーマン監督とリッピ監督、テレビで対決

 ユベントス選手のドーピングを告発したゼーマン監督と、禁じ手を使用したとされるリッピ監督がテレビの生番組で対決した。

 レッチェゼーマン監督は、サッカーのニュース番組で「薬物を流した医者は罪を償っていない。薬物を使用させられた選手は事実を知るべきだ。それが、この件に関する私の考えだ」とコメントした。

 一方、同じくゲストに招かれていたリッピ監督は「ゼーマン監督は、サッカーの守護神のように思われたいのだろう。選手の中には、ゼーマン監督の下でプレーしていた時に、同じくクレアチンを使用していたと証言している者もいる」と反論した。

 激論が続くにつれ、ゼーマン監督は、ラツィオ時代、1カ月間の少量の使用ではあるが、運動能力向上薬を用いていたことを認めた。
 「我々は3ミリグラムを使用していた。しかし、ユベントスは20ミリグラムだ。選手に副作用を起こさせるのに十分な量だ」とゼーマン監督は続けた。

 最後にリッピ監督は、「自分も、その一端を担う以上、他人の批判を続けるのは、おかしな話だと思う。ゼーマン監督は、もし自分が使用したくなければ、使用しなければいい」と語った。

見たいなぁ、この番組。日本で、監督同士が言い合うようなのって無いな。


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