2006年ワールドカップはスマートカードで入場!? 1. FCケルンが電子チケット

オランダのRoyal Philips Electronicsは、ドイツのブンデスリーガに所属するサッカークラブチーム「1. FC Koln(ケルン)」において、同社技術を採用したスマートカードによる電子チケットサービスを提供している。

新サービスは、改装が終了したばかりのドイツ・ケルンにある1. FC Kolnのホームスタジアム「RheinEnergie Stadion(ラインエネギーシュタディオン)」にて今年10月よりスタートしたとされ、Royal Philips Electronicsの「MIFARE DESFire」非接触型チップ技術を用いたスマートカードによって、観客のワイヤレス認証を行い、入場許可が出せるようになっているという。スマートカードで観客のスムーズな入場が可能になるほか、セキュリティの向上にも役立っていると、同社は説明している。

すでに、MIFARE DESFireを採用した電子チケットサービスは、オランダのサッカークラブチーム「PSV Eindhoven(アイントホーフェン)」などでも導入が進んでいるようで、NASAの入出管理システムにも活用された信頼性の高いソリューションとのアピールもなされている。

http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/12/17/005.html


06年W杯にITチケット導入

テロ、偽造防止対策として史上初めて個人情報を記憶させた電子メモリー入りの“ITチケット”を導入する。ゲルト・クラウス同組織委スポークスマンは「セキュリティーのために、個人情報を記憶させた電子チップを埋め込んだチケットになる。警察からの要請でもある」と話した。



同委員長は料金に関しても「最低料金35ユーロ(約5000円)の席を初めて設けた」と語った。最高は決勝の600ユーロ(約8万4000円)だが、最低価格が1万円を割ったことで「より多くの人が購入しやすくなるはず」。さらに、日本がドイツW杯出場権を獲得した場合、320万枚発行するチケットの8%を日本国内の販売分として用意することを明言した。

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/soccer/dec/o20041216_100.htm