FUTBOL MUNDIAL #666●特集4:AFC U-17選手権

●特集4:AFC U-17選手権
シンガポールで行われたAFC U-17選手権の模様を取材。

2000年に開かれたAFCU−17選手権
アジアサッカー連盟にとっては消したい過去があります
決勝に進んだオマーンとイランの両チームに年齢詐称が発覚
レントゲン検査で骨の年齢を調べた所、19歳前後との結果が出ました



john george
「AFCU−17選手権で行われたレントゲン検査では50例のうち7〜9例で骨と骨盤?(コツダンと聞こえるがそんな部分あるのか?)の隙間が消えていて成長が止まっていたんです。そういう子供の割合は統計上1%以下だと聞いていたのでおかしいなと思いました。それで年齢を偽って出ている選手がいる可能性が高いと判ったんです」



この結果を受けAFCはジョン・ジョージ教授を含む3人の放射線医学の専門家に協力を依頼
MRIを使って選手達の正確な年齢を調べました
FIFAの調査でもレントゲンよりMRIの方が検査結果の間違いが少ないとされた事で今年のAFCU−17
MRI検査が導入されました



john george
「私は放射線医学の教授ですからねぇ。今回のシンガポール大会で放射線医学であるMRIによる検査が導入されて、この手の問題の解決に貢献出来るのを非常に嬉しく思いますね」




2000年のベトナム大会での不正によりオマーンと共にこのカテゴリーで2年間の出場停止を受けていたイラン
今大会には参加しましたがイランサッカー協会は大会前に独自の審査を行い、その結果4人の選手がメンバーから外れました



mohammad ahmadzadeh
「非難の余地が無い様フェアプレーに徹して、大会のルールを厳守するのが私達の大きな目標だったんです。勿論シンガポールで成功を収めて、来年のU−17ワールドカップの出場権 獲得したい気持ちもあります」



しかし準々決勝で日本に敗れ、イランの夢は叶いませんでした


さて初出場のタジキスタンはグループリーグで3連勝をあげました
大会に備えて国内リーグに参戦して強化を進めてきた彼ら
準々決勝で韓国を下せば2007年に韓国で行われるU−17ワールドカップの切符が手に入ります



フリーキックが壁に当たるラッキーな形で一点をあげ、タジキスタンは見事ベスト4に進出
パルクホド・バシエフ?の決勝ゴールでした



samad shohzukhurov
「言葉では表せない位本当に誇りに思います。U−17ワールドカップへの出場権を得られて、凄く嬉しいですしワクワクもしています。こんなに大きな成果をあげられるなんて一生に一度でしょうから、何とかチャンスをものにしたかったんです」




そんなタジキスタンを準決勝で破ったのは北朝鮮
決勝の相手は日本です


人工芝のピッチ、まずは北朝鮮が前半24分までに2点をリードします
しかし94年以来の優勝を狙う日本も後半に反撃、2点を返して同点
試合は延長戦へ


ヒーローになったのは途中出場の河野広貴でした
河野は残り8分間で2ゴールをあげ日本が優勝
北朝鮮は2大会連続で準優勝でした



kota mizunuma
「ワールドカップという大きな大会に出るのは自分自身初めてですし、他の選手たちも多分皆初めての人ばかりなので、凄く緊張するとは思いますが、まあせっかくここまで来たので良い体験をして、ま出来るのならば優勝して帰りたいです」




歓喜に沸いたのは日本
革新的な検査方式を採用して公平な大会をアピール出来たAFCもホッと一息です





AFCU-17選手権2006
http://www.the-afc.com/japanese/competitions/AFCU17/
http://ja.wikipedia.org/wiki/AFCU-17%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A92006



水沼宏太
FW 1990年2月22日
172cm/62kg
横浜F・マリノスJY
http://www.f-marinos.com/youth/youth/

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E6%B2%BC%E5%AE%8F%E5%A4%AA



河野 広貴 
Hiroki KAWANO
ポジション FW
誕生日 1989/3/30
身長 165cm
体重 58kg
血液型 -型
出生地 神奈川県
前所属 ヴェルディ相模原

http://ameblo.jp/verdy-y/entry-10002670046.html



Jスポーツ
http://www.jsports.co.jp/program/info/15093.html